2021年03月13日
【「10年後、どれだけ復興したのか。また訪れてみたい」 といってあれから10年】
こんにちは!
丹羽洋章です。
いつもありがとうございます。
現在、愛知県議会2月定例会真っ最中です。
先週、今週と
代表質問、一般質問、議案質疑が本会議場で行われていました。
来週、16日からは常任委員会が始まります。
さて、10年前の
2011年3月11日
東日本大震災が起こりました。
未曽有の大災害でした。
多くの方が、募金をしたり
ボランティアに出かけたりと、
出来る支援をされたのではないでしょうか。
私も、4月末、5月と
2度ほど
炊き出しボランティアにお邪魔しました。

一度目は、岩手県宮古市と山田町へ。
2度目は宮城県石巻市へ。
継目に段差の残る高速道路を走り、
高速を降りて一般道を走ってみると
所々に屋根にブルーシートが被っている家があり、
地震の爪痕を伺う事が出来ましたが、
正直、「この辺りは被害が少なかったのかな」
と思うくらいでした。
が、海に近づくと
景色が一変
津波被害の大きさ、酷さ
破壊つくされた家々
建物が視界に入って来た時の衝撃
ここまで町が破壊されてしまうんだ
と、目の当たりにした光景に
強いショックを受けたことを
昨日の事のように思います。

炊き出し中に
何度も余震に襲われた事、
防潮堤の上に立って
海を眺めた事
我々が宿としてお借りしていたお寺に
「主人が見つかりました。弔って下さい」
と夫人がお見えになり
泣き崩れた姿
自衛官が
赤い旗のついた竹の棒を
土にさしてゆく活動
(ここを掘り返してください。遺体があるかもしれませんという印)
早朝、炊き出しに訪れた公民館で
年配の男性が心停止。
一緒に行っていた
医師のW先生が心マを行った事。
その男性の知り合いが、
「避難所であっても、奥様の近くが良かったのかな」と。

水洗いはされていたけど
泥をかぶった
ランドセルやアルバム等
避難所として使われていた
体育館の中の
何とも言えない
空気感
震災がれきが積まれ
「山」と化していたこと

建物の焼けた匂い
何とも言えない、雑排水が乾いた匂い
被災地を吹く、土埃の混じった風。

きりがありませんが、
映像や写真では伝わらない事が
ありますよね。
そこで暮らし
生きている方々にしてみれば、
数日間という短い滞在時間で
我々が、見て感じて理解できる事など
本当にわずかな事かもしれませんが、
それでも、そこの現場に立って
初めて感じる事が、
分かるものがある。
あれから10年
あの時
一緒に出掛けた何人かが
「10年後、どれだけ復興したのか。また訪れてみたい」と。
こうした経験
一つ一つを糧にして
県議としての活動に、
災害に強い街づくり等に
つなげていきたいと思います。
丹羽洋章です。
いつもありがとうございます。
現在、愛知県議会2月定例会真っ最中です。
先週、今週と
代表質問、一般質問、議案質疑が本会議場で行われていました。
来週、16日からは常任委員会が始まります。
さて、10年前の
2011年3月11日
東日本大震災が起こりました。
未曽有の大災害でした。
多くの方が、募金をしたり
ボランティアに出かけたりと、
出来る支援をされたのではないでしょうか。
私も、4月末、5月と
2度ほど
炊き出しボランティアにお邪魔しました。

一度目は、岩手県宮古市と山田町へ。
2度目は宮城県石巻市へ。
継目に段差の残る高速道路を走り、
高速を降りて一般道を走ってみると
所々に屋根にブルーシートが被っている家があり、
地震の爪痕を伺う事が出来ましたが、
正直、「この辺りは被害が少なかったのかな」
と思うくらいでした。
が、海に近づくと
景色が一変
津波被害の大きさ、酷さ
破壊つくされた家々
建物が視界に入って来た時の衝撃
ここまで町が破壊されてしまうんだ
と、目の当たりにした光景に
強いショックを受けたことを
昨日の事のように思います。

炊き出し中に
何度も余震に襲われた事、
防潮堤の上に立って
海を眺めた事
我々が宿としてお借りしていたお寺に
「主人が見つかりました。弔って下さい」
と夫人がお見えになり
泣き崩れた姿
自衛官が
赤い旗のついた竹の棒を
土にさしてゆく活動
(ここを掘り返してください。遺体があるかもしれませんという印)
早朝、炊き出しに訪れた公民館で
年配の男性が心停止。
一緒に行っていた
医師のW先生が心マを行った事。
その男性の知り合いが、
「避難所であっても、奥様の近くが良かったのかな」と。

水洗いはされていたけど
泥をかぶった
ランドセルやアルバム等
避難所として使われていた
体育館の中の
何とも言えない
空気感
震災がれきが積まれ
「山」と化していたこと

建物の焼けた匂い
何とも言えない、雑排水が乾いた匂い
被災地を吹く、土埃の混じった風。

きりがありませんが、
映像や写真では伝わらない事が
ありますよね。
そこで暮らし
生きている方々にしてみれば、
数日間という短い滞在時間で
我々が、見て感じて理解できる事など
本当にわずかな事かもしれませんが、
それでも、そこの現場に立って
初めて感じる事が、
分かるものがある。
あれから10年
あの時
一緒に出掛けた何人かが
「10年後、どれだけ復興したのか。また訪れてみたい」と。
こうした経験
一つ一つを糧にして
県議としての活動に、
災害に強い街づくり等に
つなげていきたいと思います。